備忘録として残します
令和7年11月25日、夜中2時 義母からの着信。バイブにしていたので私起きず、数分後携帯が光ったことで目覚めました。義母からこんな時間の着信、隣を見たら夫が寝ていない🟰「あ、夫が仕事場で倒れてるんだな」と確信しました。
夫は自宅マンションから車で5分の実家内にある作業場で歯科技工士という仕事をしています。何故2時だったか、というと義母は夕方就寝の2時起床の人なのです【早起き(早すぎ)で良かった】
冷静に着替え高校生の双子息子へ声をかけたところ長男が飛び起きたので一緒についてきてもらいました。仕事場で横たわる夫、意識は朦朧なのですぐに救急車(お義母さんは高齢で最初は夫と喋れていたとのことで救急車呼べないのは仕方ありません)救急隊員到着の時は何故かとても冷静で「できるだけ近い病院でお願いしたいです」と伝えました。
双子が小さい時、肩車から落ちて次男が救急車、長男は赤ちゃんの時 熱性痙攣で救急車、我が家は3回目の救急出動で感謝しかございません
救急隊員の方が近い病院受け入れ可能だから向かいます、脳で有名だから安心してね、みたいな声がけをもらって少し安心したのを覚えています。
ドラマを見すぎなのが救急車➡︎緊急オペぐらいに思っていましたが緊急オペをする気配はなく、とにかく私は書類の記入におわれていました(20枚ぐらいの同意書など紙の束)お隣にもう一軒おじぃさんが運ばれていておばぁさんと大変だったわね、ぐらいの言葉を交わしたと思います(後から娘さんお孫さんかけつけて何でもっと早く連絡してこないと怒られていました)
途中、夫はCTとMRIを撮りにいきその後 先生に呼ばれました。結果は『右脳出血』しかも軽くはない、と言われ続いて「手術しますか?」という問い…え?手術しないパターンあり?しかも私一人でこれ決めるんですよね?と頭の中がぐるんぐるんしました。先生はどう思われますか?が正解だったか分かりませんでしたが意見をお聞きし、まだ若いので早めに血を抜いてリハビリをした方がいいかもね…で「はい、手術お願いします」と答えました。
ただね、ご主人 心臓の波形がちょっと悪いので明日の午前中に心臓エコーして問題がなければ僕から連絡入れるから午後手術の予定をしてくださいね、
そこでようやく 命は助かった、これから長い戦いになるな、さっきのおじぃさん大丈夫だったかな、と入院の案内動画を見ながら考えていました。真夜中の病院は看護士さん数人で回していて静まり返り 個室にされますか?「いいえ大部屋で」と(夫もきっと個室なんていいと言う)病室へ運ばれて行き 奥さんは一旦お帰りくださいね。
明け方5時ぐらい
病院を出て 「え〜っとどうやって帰れば?」笑
電車1区ぐらいの距離なのでタクシー呼ぶほどでもなく父を起こせばきっと飛んできてくれるけどまだ早いから可哀想、歩こう(運動になるし)これは夢なのか現実なのか…いや全然現実なので歩きながらこれからやるべきことを想像しながら帰宅しました
述べたように夫は歯科技工士なので歯を待っている患者さんがたくさんいます。帰宅した私は真っ白なコピー紙を出し 睨みながら←やらなくちゃいけないこと、やるべきこと、連絡しなきゃいけないところを箇条書きでバーーーっと書き出し優先順位をつけていきました。悲しんだり泣いたりする暇もなく少しでもご迷惑がかからない様に優先順位を間違えない様に動きました。
先生からの連絡が13時半になってようやく入り急だけど14時から手術です来れますか?と(おい、急すぎやろw)私の両親が心配してうちに待機していてくれたおかげで当然30分後には病院にいましたけどね^_^
そして無事脳内の出血は取り除くことができ、術後の回復とこれから長いリハビリ生活へと入っていくことになりました。
現在、倒れてから12日目でこのブログを書いております。当たり前の生活でなくなった今 絶望と希望が交互に押し寄せて 一家の大黒柱になったんじゃね?と冗談も(本当なんだが)言えたり友達に泣いたり笑ったり話を聞いてもらったり、息子たちが急にたくましく じぃちゃん、ばぁちゃん達や私を支えてくれて周りの方に助けていただいております。たぶん53年間で一番見たことないパワーが出てる、守るべきものがあるってこんなエネルギーになるんだと^_^
忙しすぎた夫なのでしばらくお休みしていろいろ見直しなさい、と言われてるんだと思う
神さまから与えられたミッション
※長々と読んでくださりありがとうございます、rapport に通ってくださるお客さまには大変なお気遣いを頂戴し誠にありがとうございました。私にはエステという大好きな仕事がありますので大丈夫です♡今後とも変わらずよろしくお願い申し上げます
夫のことは時々←ご報告しますね
伊藤真琴



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